福井で育った唯一の天皇、継体天皇
第26代天皇として即位(そくい)。幼い頃、越(こし)の国(福井県)へ移り住み、福井平野の治水(ちすい)など数々...
白山信仰の開祖、泰澄大師
奈良時代、泰澄(たいちょう)大師は白山を開き、都の貴族(きぞく)にも白山信仰(しんこう)を広めました。白山神社...
『源氏物語』の作者、紫式部
世界最古の小説のひとつに数えられる『源氏物語』(げんじものがたり)の作者、紫式部(むらさきしきぶ)は、越前の国...
永平寺の開祖、道元禅師
永平寺を開き、曹洞宗をひろめた鎌倉時代の僧です。禅を追求しながら『正法眼蔵(しょうほうげんぞう)』を書きました...
新田塚に眠る悲運の勇将、新田義貞
鎌倉幕府を滅ぼした後、越前(えちぜん)を転戦し、現在の福井市灯明寺(とうみょうじ)付近で戦死。その場所は新田塚...
浄土真宗をひろめた蓮如上人
貧しい人も平等に救われるという教えを説き、浄土真宗(じょうどしんしゅう)北陸布教(ふきょう)の本拠(ほんきょ)...
朝倉孝景と朝倉義景
室町時代、越前の守護大名・斯波(しば)氏を裏切った朝倉孝景(たかかげ)は、一乗谷(いちじょうだに)を本拠地とし...
北庄に散った柴田勝家とお市の方
現在の福井市に北庄城(きたのしょうじょう)を築いた勝家(かついえ)。羽柴秀吉(はしばひでよし)との対立から、最...
城下町大野を作った金森長近
織田信長の家来で一向一揆(いっこういっき)の制圧に関わる。褒美(ほうび)として大野郡の領地を与えられ、城と城下...
剣豪、佐々木小次郎
宮本武蔵(みやもとむさし)との巌流島(がんりゅうじま)の決闘で有名な剣豪(けんごう)。福井市の一乗谷(いちじょ...
福井藩最初の殿様、結城秀康
徳川家康(とくがわいえやす)の次男に生まれ、政略に利用された生涯でしたが、福井では城下町づくりや上水整備に力を...
浮世絵の元祖、岩佐又兵衛
福井藩と将軍家(しょうぐんけ)に絵の才能を認められ、福井と江戸の両方で活躍。独創的(とくそうてき)な画風(がふ...
小浜藩の殿様、酒井忠勝
小浜城(おばまじょう)を築いて若狭国(わかさのくに)を治めた酒井忠勝(さかいただかつ)は、将軍からの信頼も厚く...
治水工事の先駆者、行方久兵衛
三方五湖(みかたごこ)の水害を解決するため、浦見(うらみ)川開削(かいさく)工事に着手。難航する大工事を見事に...
人形浄瑠璃作家、近松門左衛門
鯖江ゆかりの人形浄瑠璃(じょうるり)作家。『曽根崎心中(そねざきしんじゅう)』をはじめ、江戸時代を代表する優(...
西洋医学の先駆者、杉田玄白
西洋医学翻訳(ほんやく)書『解体新書(かいたいしんしょ)』を著し、日本の医学の近代化や蘭学(らんがく)の進展に...
大野藩再建に力を尽くした土井利忠
幕末の大野藩の殿様(とのさま)。人材育成や地場産品(じばさんぴん)を売り出す改革をすすめ、赤字財政にあえぐ大野...
清貧の歌人、橘曙覧
『独楽吟(どくらくぎん)』に代表される幕末(ばくまつ)の歌人。日常生活を題材に身近な言葉で詠む作風が高く評価さ...
尊王攘夷の志士、梅田雲浜
激動の幕末、真剣に日本の未来を思い、尊王攘夷運動(そんのうじょういうんどう)に捧げたその生涯は、安政の大獄(あ...
幕末の名君 松平春嶽
「藩札(はんさつ)」発行や「明道館(めいどうかん)」の開設など、藩政の改革に取り組んだ福井藩の殿様。後に国政の...
福井藩の財政再建を手がけた由利公正
松平春嶽(まつだいらしゅんがく)の命令を受け、殖産興業(しょくさんこうぎょう)で福井藩の財政を再建を手がける。...
松平春嶽の右腕、橋本左内
福井藩主・松平春嶽(まつだいらしゅんがく)に用いられ、明道館(めいどうかん)で活躍。「安政の大獄(あんせいのた...
三国とエッセル
三国(みくに)の豪商(ごうしょう)たちに依頼され三国港突堤(とってい)を設計(せっけい)したオランダ人、ジョー...
敦賀港発展の父、大和田荘七
海運(かいうん)、交易(こうえき)、銀行などで成功し、港の国際貿易港(こくさいぼうえきこう)指定や港湾(こうわ...
眼鏡産業の父、増永五左エ門
「村の生活を安定させたい」そんな五左エ門(ござえもん)の思いから、今や国内生産量の約95%を占める福井県の眼鏡...
中国人の誰もが知る藤野厳九郎
阿Q正伝(あきゅうせいでん)などで知られる中国の文豪・魯迅(ろじん)が藤野厳九郎(ふじのげんくろう)との思い出...
「沈勇」と称えられた佐久間勉
潜水艇(せんすいてい)が沈没する中、冷静に任務を果たした佐久間艇長(さくまていちょう)。その遺書(いしょ)は多...
薄幸の歌人、山川登美子
詩歌(しいか)の機関誌(きかんし)『明星(みょうじょう)』の女流歌人として、与謝野晶子らとともに明治期の短歌(...
もうひとつの『ペチカ』の作曲者、今川節
代表作『ペチカ』をはじめ、節(せつ)は25歳で亡くなるまでひたすら音楽を愛し、作曲に情熱を注(そそ)ぎ続けまし...
昭和を代表する詩人、三好達治
滞在した三国で『花筐(はながたみ)』『故郷の花』『砂の砦(とりで)』などの作品を手がけ、昭和を代表する詩人と称...
文壇に新風を吹き込んだ高見順
出生の事情から、故郷への複雑な想いを抱きつつ、新しい手法の小説を試み、昭和の文壇(ぶんだん)に新風を吹き込みま...
直木賞作家、水上勉
『雁の寺』で直木賞(なおきしょう)を受賞した作家。故郷の福井を舞台にした小説『越前竹人形』など、多くの作品が映...